
安倍総理が消費税増税と共に叩かれる原因になっているTPPについて、
日本のメリットや国益を考えた別の視点から記事を書きたいと思います。
2013年、今年の3月に安倍総理はTPP参加表明をしたのですが、
TPPによって国体が壊滅されるという論点で反対だとは思っていて。
けれども国益と結果が重視の安倍総理(…と勝手に思ってる)が決めたことだから、
TPPによって何らかの国益があるのかと仮定して調べてみたワケです。
題して…
なぜ安倍総理はTPP交渉参加を決めたのか?!
気になる3月の記事はこちら。大東亜共栄圏とTPPについても…
TPPは大東亜共栄圏の再来か?!安倍総理の売国奴発言に反論!
TPPの復習と2013年秋現在の進捗状況
TPPとは、環太平洋戦略的経済連携協定の略。
⇒環太平洋戦略的経済連携協定(Wikipedia)
太平洋をぐるっと囲う国同士で、関税をなくして自由に貿易していこうね、って内容です。
参加国は4カ国から始まり、途中でアメリカが合流。参加国が増えていきます。
2013年3月に、日本が聖域なき関税撤廃を前提としないことを確認して交渉参加。
韓国中国を除いて、日米でルール作りをしていく流れになっていた模様です。
模様です、と書いているのは、交渉の経緯や内容がほとんど伝わって来ないからです。
TPPイコール農業だとマスコミが報道するから、農業から攻めてみた
TPPに反対していた中に、農協組合がいましたね。
農協組合の表を多く集める自民党議員ってのもいます。一昔前によく呼ばれた言い方で、
農業族議員と言いましょうか。
※類似語:道路族議員,郵政族議員
TPPに反対していた理由は、海外から安いお米や農作物が入ってくることですよね。
関税によって守られていた既得権益を、TPP参加によって薄々と逃してしまう…
こういう見方があるとすればどうなんでしょうか…?
農作物などはちょっと話が難しいところもありますけど、衝撃的だったのが…
米です、米!!
海外から米を輸入したら
関税778%かかるんですよーー!!!
※参考記事:TPPとは、日本が経済共栄圏をつくること
保守としても間違えてはいけないのは、
国際交流や貿易イコール韓国・中国(中共)とは限らないこと。
例えば、日本の仲間&親日国家のタイ(タイランド)がありますよね。
嫌韓以降は、タイ料理やベトナム料理やインドネシア料理などを愛してしまい…
通販でタイ食材を買おうとしたら、相当高級でビビりました。
韓国米じゃないですよ、タイ米(笑)
778%の関税ってことは単純計算すれば、1万円分のタイ米が7.78万円するってこと!
タイの人が日本でレストラン開こうにも、相当の障害があると思いません?!
↓こんなイメージ

TPPの日本にとってのメリット1:国産米も安く食べられるようになるかも
関税が高いのは、日本の米産業を守ろうとしているからなのは事実です。
果たしてそれだけなのか…と同時に、
国が守らないといけない日本の農業って何だろう?と気になって調べてみました。
どうやらTPPと関連する可能性のある、農家の人を苦しめている政策。
けれども補助金をもらえるから逆らえない政策ってのがあるらしいんです。
それが、減反政策!!
減反政策ってのは、1970年に始まった政策で、日本国内の米の価格の急落を避けるために
農家に対して一定の耕さない転作面積を作ると補助金がもらえる仕組みのこと。
法律上は1995年に食糧管理法廃止と食糧法の施行で廃止されたものの、
実質は続いているんだそうです。
先の自民党内の農業族議員や、農林水産省や農協の言い分はこう。
減反政策をやめたら、コメの生産量が増えて価格が下落し、
日本のコメ農業は大きなダメージを被る
そもそも、私達国民の愛する主食、お米の価格下落を阻止する意味って何にあるんでしょ?
私達国民としても大好きなお米だからこそ、安くたくさん食べたいんじゃないでしょうか。
農家の人だって、もっとお米を作って売ることが出来てこそ、利益が出来るはず。
それなのに米の生産量を減らされてしまえば、
コメ作りだって頑張ろうにも利益になりません。そう思えませんか?
1つの米俵を作るのも100個の米俵を作るのにかかるコストもそんなに変わらないはず。
製造業だって、サービス業だって、一定の販売管理費がかかる以上は同じなはずです。
(この辺、農業なりの事情があるのだとしたらすみません…反論ください)
大型の農家だって、ちゃんと企業化(組織化)して大量のおいしいお米を作る
ポテンシャルがあるんですって。
しかしですよ、大型農家とて、減反政策の適用によって、米の生産量が制限されます。
国民は主食の米だって、不当に高い値段で食べざるを得ないのが現状だとしたら?
農林水産省や農協は一体何を守っているのでしょう?!
これって本当に、日本の国益なんでしょうか…?

TPPの導入によって、減反政策にも切り込んでいかないと、農家の人にも私達国民にも
メリットは生まれないのかもしれない?!と思ってしまいました。。
※参考2:農業を衰退させる減反政策をやめよ
TPPの日本にとってのメリット2:日本の良品を世界に売り込むチャンスだから
さきほどタイ米を例に挙げて、主食である米の関税を撤廃(減らす)ことで、
タイ(とか親日国家)のレストランが日本でも増えて、安く食べられるメリットも
あるかもしれないと書いてみました。
逆に日本の優秀な工業部品が、親日国家(あくまでここにこだわります、親日限定!)に
輸出する時に、関税が撤廃したらどうなるでしょう…?
仮にベトナムの製造業に日本企業が工業部品を輸出するパターンを例にしてみます。
(実際の関税などは無視。もしくはベトナム以外のお好きな国に例えてもOK!)

ベトナムのメーカーで、日本からの部品を安く輸入出来ることにより
リーズナブルな価格はそのままで、より高性能なベトナム製の商品が出来ます。
もちろん、従来からのベトナムの部品メーカーなんかはTPP反対でしょう。
日本製(はたまた諸外国製品)との勝負になりますから。こうやって
より安くよりいいものや商品が作られるきっかけになり得るのが
TPPのメリットだと思います。
TPPのメリットについてあえて色々と探してた、嫌韓保守なりの2つのワナ
1)嫌韓&保守目線だとTPPのデメリットばかりが見えてきたから
嫌韓やマスゴミの偏向報道から始まり、保守になったパターンの場合。
私自身もそうですが、どうしても日本国内が全て…な、
内向き思考になってしまうと思うのです。
日本国という国家観、枠組みって言うとそれっぽく聞こえるし、日本が愛おしく感じる。
けれども逆を言えば、江戸時代の鎖国時代って日本はどうだったんでしょう?
蒸気機関車や電気が通っていた諸外国の文明すら入ってこなく、いきなり黒船襲来。
開国したことによって、日本の国全体の技術が進歩してきた。
TPPもこれと同じにおいがします。けれども、悪いことだけでしたか?!
それは豊かに恵まれた、今の日本を生きている私達だからこそ実感するところだと感じます。
国益を考えられる安倍総理だからこそ、TPP交渉参加をした流れは
大局的に日本を良くすることを考えたからな気がしてきました。
2)嫌韓&保守目線だと外交や貿易イコール「中韓」だから
これ、マスゴミがいけないんだと思いますよ、はっきり言って(^_^;)
「日本は世界から孤立した」= 「日本は中韓(反日国家)から孤立した」と、
偏向報道ばかりしてしまうので…特に毎日&朝日新聞っ!!
そのアレルギーってなんかこう…ベターってまとわりつく感じがしませんか?
1)の内向き思考にも繋がるんでしょうがどうしても、国際や外交に関しては否定的になる。
国際交流イコール中韓反日国家…みたいな(・・;)
TPPとタイ米やベトナムへの進出を例にしてみましたが、TPPの同盟国の中には
日本がもっと付き合っていくべき仲間な国がたくさんいるんです。
安倍はアメリカの犬だとか、言う輩がいますが、
そういう人こそ中韓の犬かもしれません(現にブサヨもTPP大反対)。。
中韓もTPPに加盟しようと試みているあたりで、
TPPは完全に、反日両国を外した交渉と枠組なのかもしれませんね。
大東亜共栄圏!!
けれども、交渉は難航中とのことですね。TPPに関しては複合的な目線で見て、
日本にとっての本当の国益を守る交渉手段を意見していくべきだと思いました。
(っても難しいんですけど…)
ちょっと勉強中なので、政府に自民党に意見を出来る文例集(テンプレート)が出来たら
こちらのブログでも書いていきますね。
【この記事をツイッター(Twitter)で拡散する】
ツイート
日本ブログ村のランキングにも参加しております。
この記事が面白かったなーと思われた方、応援の1クリックを
いただけますと幸いです♪
ランキングは別ウィンドウで開きます(^_-)-☆

にほんブログ村